制度融資とは
2025年05月20日
2025年05月20日

<はじめに>こんにちは、ミネルバ税理士法人です。このブログでは、「会社設立」や「起業」に関するノウハウやポイントを中心に分かりやすくご紹介しています。今回は制度融資について整理してみました。ぜひ、参考にしてください。
制度融資
自治体と民間金融機関と信用保証協会が連携して提供する融資制度で、中小企業及び個人事業主が金融機関から融資を受けやすくする制度です。制度融資を受けるには信用保証協会の保証が必要となります。
また、各地方自治体が独自に制度融資を実施しており、自治体によって対象者や利用条件が異なるため、注意が必要です。
申込手続きの流れ
①自治体に申し込みをします。②自治体の審査を受け、承諾を得ます。③承諾を得たことを示す書類を金融機関へ提出します。④金融機関は承諾後、信用保証協会に対して保証依頼を行います。⑤信用保証協会の保証承諾後、金融機関から融資が実行されます。※上記は一例のため、管轄の自治体に確認が必要となりますのでご注意ください。
メリット
①金利が低い自治体が利子の一部を補助することにより、低い利率で融資を受けることが可能です。
②長期間の借入が可能設備資金は10年~15年、運転資金は7年~10年までのご利用が可能です。
③審査のハードルが比較的低い信用保証協会は事業に積極的に取り組む中小企業者の潜在的信用力、将来性、発展性を見出して保証します。また、ほとんどの融資が、制度上、担保や第三者保証人を不要としているため、融資を受けやすいです。
デメリット
融資を受けるまでに時間がかかる自治体・金融機関・信用保証協会の3つが連携するため、手続きを完了させるまで時間がかかります。自治体によって異なりますが、2~3か月ほどです。
<まとめ>今回の記事が皆様のお役に立てると幸いです。疑問点やさらに詳しく知りたいことがありましたら、ぜひお気軽にLINEの無料相談をご利用ください。ミネルバ税理士法人の専門家が、あなたのビジネスを全力でサポートいたします。
(文責:Y.Y)