インボイス番号とは?届出の注意点と番号の調べ方
2025年07月17日
2025年07月17日

<はじめに>
こんにちは、ミネルバ税理士法人です。このブログでは、「会社設立」や「起業」に関するノウハウやポイントを中心に分かりやすくご紹介しています。今回はインボイス番号と届出の注意点、番号の調べ方について整理してみました。ぜひ、参考にしてください。
インボイス番号とは?
インボイス制度(適格請求書保存方式)に基づき、消費税の仕入税額控除を受けるために発行する「適格請求書(インボイス)」に記載すべき登録番号です。
インボイスの登録を受けた事業者は、登録後に発行されるTから始まる13桁の番号を、発行する請求書に記載する必要があります。
インボイス制度とは、消費税の仕入額控除を受ける為に「適格請求書(インボイス)」が必要となるという制度です。
消費税の納税義務者は、インボイス番号の付与された請求書を受領していないと、消費税の納税額が不利となってしまう場合があります。
経過措置等がありますので、詳しくは税務担当者にご確認ください。
インボイス登録の届出書の注意点
インボイス登録の届出書を出す際、下記のような注意点があります。
登録番号登録された日から適格請求書を発行可能。登録完了まで発行は不可
提出期限原則として、登録を希望する日の原則1か月前までに提出する必要あり
取引先対応インボイス番号がないと、仕入税額控除ができないため、取引先に不利益を与える恐れあり
特に三つ目に関しては、事業を始める際、取引先にインボイスが必要か予め確認しておく必要があります。
インボイス番号の確認方法
インボイスの登録後、インボイス番号は下記の方法で確認することができます。
①税務署からの「登録通知書(登録通知メール/紙通知)」を確認する方法
登録完了後、税務署から「登録通知書」が発行され、番号が確認できます。書面か、若しくは、e-Taxにログインし、「申告・申請状況」から「適格請求書発行事業者の登録通知」を参照することができます。
②国税庁「インボイス制度 適格請求書発行事業者公表サイト」で検索する方法「登録番号」「名称」「所在地」などで検索可能です。
- ▪登録番号(T+13桁)
- ▪名称(法人名や屋号)
- ▪所在地
- ▪登録年月日
- ▪登録の有効性(有効/取消)
③法人番号から確認する方法法人の場合、13桁の法人番号の頭にTを付けたものがインボイス番号となります。 個人事業主の場合は、マイナンバー以外の13桁の番号が付与されます。登録の確認が済んでおり、番号のみ確認したい法人の場合はこちらが有効です。
<まとめ>
今回の記事が皆様のお役に立てると幸いです。疑問点やさらに詳しく知りたいことがありましたら、ぜひお気軽にLINEの無料相談をご利用ください。ミネルバ税理士法人の専門家が、あなたのビジネスを全力でサポートいたします。