ビジネスモデル概念図とは? :5つのステップでビジネスの流れを整理する
2025年11月12日
2025年11月12日

ビジネスモデル概念図は、ビジネスにおける「登場人物」や「モノ・お金の流れ」を可視化するためのツールです。複雑に思えるビジネス全体像を、分かりやすく整理することができます。
この概念図は、以下の5つのステップで作成します。
1. 顧客(Customer)まず、誰に価値を届けたいのかを明確にします。ターゲットとなる顧客像(ペルソナ)を具体的に描き、図の中に記入しましょう。個人なのか法人なのか、確定しているのであればその名前も記載します。
2. 自社(Company)
次に、あなたの会社について整理します。利用可能なリソース(人、モノ、お金、情報)を洗い出します。既にいる社員やこれから参加してくれる予定の方、まだ名前も分からない未来の必要な人材も記載しましょう。自分が扱う商品やサービス、提供価格なども記載します。仕入先があれば、「協力者」欄に名前だけでも書き込んでいきます。現在用意できている資金や借り入れ予定額も入れておきます。
3. チャネル(Channels)
顧客に商品やサービスを届けるための「道筋」です。実店舗、オンラインストア、SNS、パートナー企業など、顧客とどのように接点を持つかを具体的に考え、どのような商品やサービスを、どのチャネルを通じて顧客に届けるのかを図示します。
4. 協力者(Collaborator)
起業したばかりの頃は、自社のリソースだけでは限界があります。あなたのビジネスを支え、共に価値を創造する協力者やパートナーを特定します。彼らの協力を得て、どのように商品やサービスを提供していくかを図に追加します。
5. 競合(Competitor)
最後に、あなたのビジネスの競合について考えます。最初は、競合となりそうな企業の名前や、彼らが提供しているサービスを調べるだけでも構いません。可能なら、自社の商品やサービスを要素ごとに分解し、それぞれの競合状況を評価していくことで、より精度の高い概念図を作成できます。
これらの要素を図に書き出し、モノの流れとお金の流れを線でつなぐことで、ビジネスモデルの全体像が完成します。
整理することは後に回し、書き込めるものは全て記載します。まとめるのは後に回し、ブレインストーミングを行いながら、自由に記載したほうが、良いものが出来上がります。
あなたのビジネスを成功に導くために、ぜひ一度このビジネスモデル概念図を作成してみてください。
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