シニア起業編:「ベース収入+α」をどう作る?生成AIと専門家の組み合わせで新規開拓を軌道に乗せたストーリー
2026年02月26日
2026年02月26日

今回は、起業サポートセンター東京(ミネルバ税理士法人)に実際にご相談いただき、生成AIの活用と専門家のサポートを組み合わせて「シニア起業での新規開拓」を成功させた方の事例をご紹介します。
定年退職などを機に独立されるシニア層の方から、近年とても多く寄せられるのがこんなご相談です。
「前職のつながりで1件だけ固定の業務委託契約をもらえた。ゼロからのスタートではないものの、それだけでは収入が足りない。どうやって新規の取引先を見つければいいのか……」
長年、製造業の品質管理部門で勤め上げ、60代でコンサルタントとして独立した鈴木さん(仮名)もその一人でした。
前職の取引先から月額10万円の顧問契約を獲得してのスタートでしたが、生活費や事業の経費を考えると心許ない状況。しかし、長年技術畑だったため「ゴリゴリの営業」は未経験でした。
そんな鈴木さんが、起業サポートセンター東京のブログをきっかけにChatGPTを使い始め、専門家との二人三脚で事業を安定させるまでの軌跡をご紹介します。
1. 営業未経験のシニア起業。まずはAIに「新規開拓のアイデア」を聞く
鈴木さんが最初に直面したのは、「自分のスキルをどうやって新しい会社に売り込めばいいのか?」という壁でした。そこで、まずはChatGPT(無料版)を壁打ち相手にしてみることにしました。
プロンプト例(生成AIに投げかけた質問)
「60代で品質管理のコンサルタントとして独立しました。現在、1社だけ月10万円の固定契約がありますが、収入を増やすために新規開拓が必要です。営業未経験のシニアでも無理なくできる、BtoBの新規顧客獲得のアイデアを5つ出してください。」
AIの回答(抜粋)
- 既存顧客からの「紹介(リファラル)営業」を依頼する
- 地元の商工会議所や経営者コミュニティに参加し、無料相談会を開く
- 過去の人脈を見直し、近況報告を兼ねて挨拶メールを送る
- 「品質管理の無料簡易診断」というフロントエンド商品(お試しサービス)を作る
- 専門知識を発信する簡易的なホームページやブログを開設する
この回答を見て、鈴木さんは「これなら自分にもできそうだ」と直感しました。特に「無料簡易診断でお試ししてもらう」というアイデアに惹かれ、AIと一緒に診断シートの項目まで作成し、さっそく動き出そうとしました。
2. 専門家に相談して見えた「AIが教えてくれないリアルな落とし穴」
AIのアイデアでモチベーションが上がった鈴木さんでしたが、「これらを実際に進めるにあたって、資金面や契約面は今のままで大丈夫か?」と不安になり、起業サポートセンター東京(ミネルバ税理士法人)の初回無料相談にお越しになりました。
面談でコンサルタントがお話を伺うと、AIのアイデアは素晴らしいものの、実務面・資金面で「シニア起業ならではのリアルな落とし穴」がいくつか隠れていることがわかりました。
■AIでは出てこなかった“3つのリアルな視点”
1.「紹介」をもらうなら、個人事業主か法人かの見極めが必要
AIは「紹介をもらう」「企業にアプローチする」と提案しましたが、BtoB(対企業)の取引では、コンプライアンスの観点から「法人格(株式会社や合同会社)でないと新規の業務委託契約を結べない」という企業が少なくありません。現状の1社は前職の縁で個人契約できても、新規開拓となると信用力が壁になります。面談では、法人化のメリット・デメリットと、設立にかかるリアルなコストを数字で整理しました。
2.ホームページ作成には「補助金」が使える可能性
AIは「ホームページを開設する」と提案しましたが、費用については触れていません。面談では、補助金を活用すれば、持ち出し(自己資金)を抑えつつ、プロにしっかりとした営業用のWEBサイトを作ってもらえる可能性があることをお伝えしました。
3.シニア起業に必須の「亀さん経営」という考え方
AIの提案通りにコミュニティに参加し、無料診断を大量に行えば顧客は増えるかもしれません。しかし、鈴木さんは60代。体力には限りがあり、1人で抱えられる業務量にも限界があります。
ミネルバ税理士法人が提唱する「亀さん経営(無理な急拡大をせず、着実に長く続ける経営)」の視点から、「何十社も集客するのではなく、質の高い2〜3社と長く付き合うための価格設定」を一緒に練り直しました。また、年金受給額と事業収入のバランス(税金面)もシミュレーションしました。
3. AI × 専門家の掛け合わせで、事業が「安定+α」へ
鈴木さんは、面談で得た「リアルな実務のアドバイス」を持ち帰り、再びAIを活用しました。今回はコンサルタントに教えてもらったGeminiを使ってみました。
プロンプト例
「専門家から、無理に数を追わず単価を上げるようアドバイスを受けた。月額10万円の顧問契約を新たに2社獲得するための、具体的な提案書の構成を考えて」
とAIに指示を出し、より解像度の高い営業資料を完成させました。
結果として、商工会議所の集まりで出会った地元企業1社と縁あって契約、また過去の人脈からもう1社契約がとれ、見事2社から新規契約を獲得。「ベース収入+新規契約」で、シニア起業として十分な収益と、ご自身のペースで働ける理想の環境を手に入れました。
「ベースはあるが次の一手が不安」という方へ
今回の鈴木さんのように、「ゼロからのスタートではないけれど、この先どう展開すべきか迷っている」という状況において、AIのアイデア出しは非常に有効です。
しかし、それを実行に移す際の「税金・年金・法人化の判断・資金繰り」といったリアルな壁は、AIだけでは乗り越えられません。
起業サポートセンター東京(ミネルバ税理士法人)は、創業当初からスタートアップ起業に専門特化しており、シニア起業のサポートにも絶対の自信を持っています。
- 既存の契約を活かしつつ、どう事業を広げるか?
- 個人事業主のままでいいのか、法人化すべきか?
- 手元資金を減らさずに新規開拓をするための補助金はないか?
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、当センターの無料相談をご利用ください。事業を長く手堅く続ける「亀さん経営」の視点で、あなたの第二の人生を全力でサポートいたします。
オンラインやLINEでのご相談も承っております。ご状況に合わせた最適なプランを一緒に考えましょう。まずは一度、お話をお聞かせください。
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